人の失敗を責めたままだと、自分に返ってくるから注意したい。

映画を観てると、クズな登場人物を見かけることがあります。

と言うより、「自分が共感できないキャラクターは全てクズに見えてしまう」ことがあります。

 

現実世界でも似たようなことがあるのだけれど、そういうのも含めて「深く考えないほうが良いのかな」と思ったのでメモ。

『リピーテッド』を観て

観た映画は『リピーテッド』。

https://life-is.club/repeated/

完全にネタバレになるんだけれど、起きた出来事を要約するとこうなります。

主人公のクリスティーンは、出産後間もなく羽を伸ばし過ぎて不倫。 相手はプライドの高いストーカー気質の男。その男と揉めた結果、主人公は殴られ記憶障害になる。工場地で倒れているのが見つかり、真相不明の事件として処理される。 主人公の元夫は事件を知り、子供のために離婚を決意。 施設に収容されていた主人公を、間男が連れ去る。 (この期間の物語) なぜかラストに、元夫と子供が笑顔で登場。 全てを思い出した主人公と涙の再会。(?)

Amazonでレビューを見てみていると、同じ様な感想がつづきます。

サスペンスとしてみればそれなりに面白いんだけれど、起きたことを冷静に考えてしまうといい気分にはなりません。

自分に返ってくる

ここで「全て自業自得。主人公が悪い」と考えるのはある意味自然なんだと思います。

でも、「ここで人を責めていたら、自分が似たような境遇になったときに同じだけ自分を責めるかもしれない」ということでもあります。

そう考え直すと、それはそれで嫌な気分になります。

 

「言うを成す」とも言うけれど、まずは抱えきれることからしないとダメですね。