禅に学ぶマインドフルネス『PRIME JAPAN 日本の心に出会う』

マインドフルネスの概念は、体験したことのある人でないと理解しづらいものです。

“心を無にする”というけれど、あくまでmindfulnessなのであって、emptyでもnothingでもありません。むしろallや、just being。

 

人類史上初めて100メートルの素潜りを達成したジャックマイヨールや、appleスティーブ・ジョブズなども実践してたマインドフルネス。分かり易く解説したドキュメンタリーを見つけたので、そこからも引用しつつ紹介します。

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座禅

座禅というと、胡坐をかいて座って、たまに叩かれるようなイメージがあるかもしれません。

ですが実際は、先入観を取り除いて自分を見つめなおすための日常的な修行の一つです。つまり、just being(ただそこにある)事を目指しています。

 

先入観というのは、自分がした選択のこと。

「〇〇について」考えようとすればいつだって出来るけれど、そうはせずに自然に思い浮かんだ思考を観察します。

頭の中にふと思い浮かんだ雑念を、少し遠い所から眺めるようなイメージ。人である以上“何も考えない”ことはできません。だから、雑念と向き合って「自分は何を思い浮かべるか」を確認するのが目的です。

 

ただじっとしているだけなら簡単なように思えるのだけれど、これが案外難しい。

自分が何をしているのか理解できるまでは時間がとても長く感じ、焦りが生まれてしまいます。そこから抜け出すためにひたすら自分の雑念に集中することで、自分の内面を知ることができます。

重要なのは、“一生懸命”ではなくて“ゆっくり丁寧に”すること。

雑念が一番うるさい

なぜこんなことをするかと言えば、心の中の雑念が思考の邪魔になるから。

周りの環境がうるさくて集中できないのであれば、場所を変えれば済みます。でも、自分の心境がうるさいのであればそれはどこに行ってもついてきます。

人は体を思い通りに動かせると思っているけれど、それは思い込み。どれだけ思い込んでいても心の状態で左右されて、違った動きをしています。

 

自分が思った通りに行動するためには余計なものをすべて無くしてしまわなければなりません。そのための練習が座禅です。

禅と茶道

茶道は、戦国時代に発展した文化です。

武家社会だった当時、いつ死ぬことになるかわからない武士たちはその日その日をお茶を通じてかみしめていました。

 

“詫び寂び”が生まれたのもそのため。

一つ一つの小さな動作にも意識を向けてお茶を淹れることができるのは、その時その時を意識しているからです。

淹れよう・飲もうと思えばどんな飲み方も出来ます。でも、あえて作法として決まった動作にすることで、些細な変化を楽しむことができるようになります。

 

それを退屈に感じるのではなく「違い」と捉えるためには、普段からのトレーニングが必要になります。

今更だけど、水を飲まないと集中力が続かないことに気付いた話。

今年の冬はよく水を飲んでいます。

ただの水道水だけれど、日に1.5リットルくらい

 

今までは喉が渇いたタイミングしか飲んでいなかったのだけれど、30分に一口くらいの間隔で飲むようにすると、頭がすっきりすると気づきました。

水分を摂ると頭が回るようになる

「水が飲みたい」と思っているかどうかに関わらず、適度に水分を摂ると頭の回転が良くなるのだそうです。

https://wired.jp/2013/07/26/brain-water/

イースト・ロンドン大学ウェストミンスター大学の研究者たちは、知的作業に集中する前に約0.5lの水を飲んだ人は、飲まなかった人と比べて、14%反応時間が速くなることを発見した。のどの渇いた人に対して実験を繰り返したところ、効果はもっとはっきりと見られた。

脳の8割は水分。

汗や尿として日に2~3リットル程度を排出しているので、その分を補わないといけません。

 

水を飲まないと体に良くないというのはよく言われることだけれど、続けるのは意外と難しい。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/index.html

すぐ飲める状況じゃないと飲めない

いざ水を飲むとなると色々面倒なんですよね。

いつも通りの生活をしているだけだとすぐに忘れて、自然消滅します。

 

とはいえ、一々コップに注いで飲むのも面倒だし、わざわざ水道に汲みに行くのも面倒。

そこで、こういうピッチャーを各部屋に置いておいて、どこでもすぐに飲めるようにしています。

いつでも手に取れる状態じゃないと、人ってすぐ手を抜いてしまいます。

筋トレを続けたいなら意識しておくべき“筋肉の仕組み”と、“ボディスキャン”のやり方。

筋肉を意識してトレーニングする

レーニングをするとき、鍛えたい部位の感覚を意識するのが効果的だという研究があります。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29533715

上の研究では、普段運動をしない被験者にバーベルを使ったカールアームを8週間をしてもらいます。 その際、とにかく腕を挙げるよう指示されたグループと、特定の筋肉を意識するように指示されたグループに分けます。 8週間後、筋肉を意識したグループの方が1.7倍程度筋肉量が増えやすいことが分かりました。

 

こうなるのは、特定の筋肉を意識することで負荷を集中させられるフォームを維持しやすくなるからだと考えられます。

 

一つ一つの筋肉は、伸び縮みする単純な動きしかできません。人間は、複数の筋肉を同時に使うことで体の動きの自由さを保っています。

https://youtu.be/R2uNoHIJhFM

ですが複数の筋肉を使うと、負荷は使った筋肉の分だけ分散されることになります。

 

そこで、狙った部位に負荷を集中させるための動きがトレーニングフォーム。特定の筋肉を刺激する単純な運動を続けることによって負荷を分散させず、効率よく筋肉を太くすることができます。

 

筋トレの基本は“ゆっくり確実に”。

そのためには、フォームより先に筋肉に意識を向ける必要があります。

“筋肉を意識する”のは意外と難しい

でも、いきなり「筋肉を意識しろ」と言われても難しいのが現実。いわゆる五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)に筋肉の感覚は含まれていません。

上で紹介した研究でも、普段運動しない被験者たちは「脚の筋肉を意識するのが難しかった」という感想を述べています。

 

筋肉の感覚は、実際に運動してみないとわかりづらいものです。そこで出てくるのが瞑想の一種であるボディスキャン。

普段から全身の感覚を意識することで、筋肉の感覚を感じ取りやすくなります。

ボディスキャンのやり方

ボディスキャンは全身の感覚に注目する、瞑想の一種です。

瞑想と言うと胡散臭く聴こえるかもしれませんが、「判断せず、現象を感じる訓練をすること」を言います。

 

最近はマインドフルネスという言葉で広まってます。その場合は呼吸に集中するものが多いですが、ボディスキャンでは体の感覚に意識を向けます。

 

ゆっくり10分~20分くらいかけて、体の感覚に意識を向けてください。

僕の普段のやり方はこうです。

1.リラックスできる姿勢で椅子や地面に座る。 2.終わるまでは、目を閉じてゆっくり深呼吸 3.お腹が上下しているので、その感覚に注目。 4.座っている腰、お尻の感覚に注目。 5.右足の付け根、太もも、膝…と、注目する部位を下していく 6.右足の指まで降りたら、小指…親指に注目。 7.右の親指が終わったら、左の親指…小指に注目。 8.左足が終わったらお腹に戻り、上半身の感覚に注目。 9.全身の感覚を注目し終えたら、ゆっくり深呼吸。 10.目を閉じて、軽くストレッチして終了。

初めはすごく退屈。

ボディスキャンを始めた当初は、とても退屈に感じると思います。

たった5分でも、ただ座っていることには耐えられないかもしれません。

 

でも、10分間じっとしていられる自制心が手に入れば5分の厳しいトレーニングを確実にこなす自制心が手に入ります。

 

筋トレの基本はゆっくり確実に行うこと。

勢いをつけて2秒に1回プッシュアップをするよりも、30秒かけて1回プッシュアップした方が効果的です。

そのためには、自制心が無くてはなりません。

音声ガイドやアプリ使うのもあり

やり方は少し違いますが、ボディスキャンをガイドしてくれる動画もあります。

慣れないうちはこういった動画を見ながらの方が続けられるでしょう。

https://youtu.be/dlhV1aJAT58

 

また、時間を測るのにお勧めのアプリが「meditation timer and log」。

広告なしで、インターバル設定、BGMを設定したり、継続日数や総時間の確認ができます。

 

Meditation Timer and Log
Meditation Timer and Log
開発元:TeleSoftas
posted withアプリーチ

『メイドインアビス』1巻に登場する伏線をまとめてみた

メイドインアビス1巻にあった伏線

考察のために『メイドインアビス』を見返していたら、1巻の時点で思ったより重要な伏線が隠されていました。

既に全体のプロットは出来上がっているとのことなので(1巻巻末より)当然といえば当然なのかもしれませんが、驚きました。がぜん読み込みたくなります。

 

1~8話を振り返って重要だったところを、50話時点で判明しているものだけだけれどまとめてみました。

白笛の作り方

白笛の材料は命を響く石ユアワースという遺物。人間を原料にして作ります。

リコたちがそれを知るのは34話。ボンドルドとの会話の中で出てきます。

 

もしかしたら、これはオースの大人はみんな知っていることなのかもしれません。

1話でラフィーさんが、白笛になりたいと言うリコに対してこんなことを言っていました。

やっぱり…そんなにいいものなのかねぇ うちのハボもいい歳してなりたがってるけれど… こういっちゃ悪いけれど 白笛ってのはあれなんだろ…

初めは「白笛になれるのはイかれたヤバい奴だけだから…」みたいな意味かと思っていたのだけれど、笛自体の話だったんですね、コレ。

いきなりこんな話が出てきてたので驚きました。

1900年前

約1900年前のこと 南海ベオルスカの孤島に巨大な縦穴が発見された 直径は約1000メートル 深さは 今も分かっていない 特殊な力場が地上からの観測を拒んでいるのだ

初めの設定紹介。

1900年前にアビスの噂を広めた1人は、ヴエロエルコが奴隷?だったころの主人の男。(48話)

沖合まで漁に出た彼は、ボロボロになった船を見つけ乗り込みます。そこで星の羅針盤と生き残りを発見。黄金郷の存在を知ります。

その羅針盤が…屹立するところに…ある 大穴だ… 地の底まで続く…途方もない…人喰いの…穴 私は見られれなかった… 逃げてきた

後にヴエコは星の羅針盤を持って逃げて、決死隊ガンジャの一員としてアビスに向かいます。

星の羅針盤が1層に落ちていたのは、このためなのかもしれません。

レグは奈落の至宝

レグを見たシギ―は、遺物録でレグに似たロボットを探しました。

でも、それらしいものは見つからず、「レグは奈落の至宝オーバード」ではないかと考えます。

彼の身体は特級遺物の塊で おそらくアビス史上最も価値のある遺物の一つ 『奈落の至宝オーバード』なのかもしれないんだ

 

実際のところ、オーゼンに言わせれば「アビス信仰」を守るため。

奈落は未知のものだからこそ 畏怖おそれられるからこそ神たりえるんだ 簡単に行って帰ってこれたら 遺物の価値もアビス信仰も 足元から揺らぎかねないのさ 『奈落の至宝オーバード』が目録に載っていないのはね 見つかってないからじゃない 存在しちゃいけないからさ

初めにレグを見つけたのは多分オーゼンとライザで、「地上には知らせない方が良い」と判断したんでしょうね。

当時のことは再登場したオーゼンが話すかもしれないので期待です。

 

他にも、遺物録に載っていない遺物は沢山あります。

ボンドルドの精神隷属機ゾアホリックとか、ボンドルドの枢機へ還す光スパラグモス、ボンドルドの明星へ登るギャングウェイ、呪い針や呪い鋼・・・。平然とちょろまかしてるあたり、リコとボンドルドはやっぱり似てるんですね。

千人楔はオーゼンが、呪い除けの籠はライザが競売で買い取った私物ですから。

リコのメガネ

監視基地にある呪い除けの籠と、リコの出生の話。

深層で生まれたと教えられていたリコは実は死産。 呪い除けの籠は呪いを受けなくなるものではなく、死体に命を与えるものでした。

リコはそのとき目にダメージを受け、レンズを通さなければ頭痛を感じるようになります。

 

ちなみに、これが大体12年前の話。リコは12歳前後ということになります。

キユイの誕生日

アビスに潜る直前、レグはキユイにお別れを言いに行きます。

誕生日の恐いうわさを聞いていたレグがその話をすると、キユイは「あさって誕生日」とかえします。

 

6巻最後、ハウアーユードコカでは誕生日の呪いで熱を出しているキユイが登場するけれど、あれはレグたちがアビスに潜った翌々日の話。

ジルオがオーゼンに向かったのはその後。

オーゼンとどんな話をしているのかが気になります。

 

https://life-is.club/abyss/

https://life-is.club/abyss-kuongatari/

https://life-is.club/about-made-in-abyss/

クオンガタリが4層の花園に現れた理由を考察してみた【メイドインアビス】

メイドインアビス』の原作27話「禁断の花畑」。

ナナチのアジトから出発したリコ隊は、深界4層にある不屈の花園に到着します。

 

ここで登場したのがクオンガタリ

危険度は、タマウガチと同じ“理不尽”(★×5)。

トコシエコウに擬態し、花畑に来た生物を襲って苗床にしてしまう恐ろしい虫です。

 

本来6層「帰らずの都」にいるはずのクオンガタリ

なぜ4層に現れたのかを考察してみます。

60日くらい前から起こったこと

レグが花園で接触した祈手は次のように言ってました。

ここは地上60日以上前に 『禁域』に指定されているはずだが…

そこで、物語中でどのくらいの時間が経っているのかを確認しておきます。

物語の始まり→アビスに潜るまでが約2か月

アビスに潜ってからナナチのアジトを出るまでには3週間くらい?

レグがオースに現れてから

ハボルグが深界2層「逆さ森」から戻ってくるまでにレグが地上に現れて、孤児院に入り、鈴付きから赤笛になりました。

レグはキユイと並んでこんなことを言っています。

あっという間に2か月… 驚くほどすんなり馴染んでしまった…

リコたちがナナチのアジトを出るまで

タマウガチ毒について知らないし、ナナチのアジトでどのくらい滞在したのかはわかりません。

ただ、ナナチがレグに昔話をした後に「お前なぁ、何日ヘコんでんだよ…」と声をかけています。ここでもリコは昏睡状態なので、4日くらいは経過しているのだと思われます。

傷の回復やリハビリ、素材調達なんかも含めたら、2週間くらいになるのかもしれません。

[timeline title="アビスで休憩した描写"][/timeline] [ti label="深界1層" title="スラムの下"][/ti] [ti label="深海2層" title="ナキカバネ(気絶)"][/ti] [ti label="深界2層" title="監視基地(肉)"][/ti] [ti label="深界2層" title="生存訓練×10日"][/ti] [ti label="深界2層" title="監視基地(大断層前)"][/ti] [ti label="深界3層" title="描写なし"][/ti] [ti label="深界4層" title="ナナチのアジトで治療、リハビリ。日数は不明"][/ti]

もしこの通りだとすると、花園が「禁域」に指定されたのはリコたちがアビスに潜る一か月くらい前。

 

そこで気になる人物が二人。

一人はハボルグ。

1話に「2か月かけて逆さ森から帰ってきた」ということは描かれてあるのだけれど、どこまで潜ったかは描かれていません。

ラフィーさんが電報船の手紙と思われるものをリコに読み上げているだけです。

ハボはね…これから第2層の「逆さ森」まで行くんですって どんなところなんだろうね

ハボルグは、存命で名前が出ているほぼ唯一の黒笛。(黒笛はオーゼン隊に居たような、いなかったような。)

深界5層まで潜ることができます。

もしかしたら何か知っていて、また地上で解説役になるのかもしれません。

 

 

もう一人はオーゼン。

オーゼンが4層の花畑でライザの封書を見つけたのは、リコたちがシーカーキャンプにつく数日前。

もう何日前だったかな… 四層…『巨人の盃』の奥にトコシエコウの群生地があってね そこに墓が出来てたんだよ あれらはそこに置かれていたのさ

それが具体的いつなのかはわかりませんが、オーゼンは封書を回収し、墓の中身を確認しています。

当然それなりに動揺しただろうし、周りの状況を確認できる余裕があったかどうかには疑問があります。その時点ではクオンガタリがいなかったと考えるのが妥当でしょう。

 

となると、“もう何日前だったかな…”という言い方はちょっとモヤモヤしますね。オーゼンの日付感覚が狂っているのか、偶然無事だったのかはわかりませんが。

(ライザの封書によると、クオンガタリの生息地は6層。つまり、本来ラストダイブしないと見ることはない生き物です。そこで、オーゼンは擬態しているクオンガタリに気付けなかった・幸運にも襲われなかった可能性もあります。)

 

そもそも、五層の祈手の日付がずれている可能性もあります。

正しい日付を導き出すのはむつかしそうですね。

余談:キユイの誕生日

余談ですが、キユイが謎の発熱を起こしたのは誕生日。

つまり、「ハウアーユドコカ02」はリコたちが潜った翌々日の話です。

 

How are youが今の状態を示しているとして、“ドコカ”ってどういうことなんでしょう?6巻に収録されているけれど、まさか地上ではまだ2日しかたっていないのでしょうか?

そんなことはないと思うけれど、色々気になります。

実在する虫の生態を当てはめてみる

虫が別の土地に移動することは、現実の世界でもあります。

有名なのはバッタ。

日本ではそんなイメージは無いけれど、中国では大量のバッタが飛び回り、緑をすべて食べつくしてしまう“蝗害”が起こります。

他にも、輸出入のフェリーに木材などと一緒に紛れている場合や、災害の前に虫が大量発生することもあるようです。

 

そういう諸々を合わせて、思いつくのは次の4つ。

●6層の花畑が荒らされた? →6層にあるトコシエコウの花畑が何らかの理由で消滅してしまい、巣を追われ上がってきた可能性があります。

情報が足りないから、これから何か出てくるかもしれません。

●6層にクオンガタリの敵対生物が現れた? →クオンガタリを食べる捕食者や、同じくトコシエコウに住む生物が現れて、逃げてきたパターン。

これも情報が足りません。

●アビスの異変を察知して移動してきた? →災害の前に生き物が異常な行動をするアレ。

個人的に一番ありそう。

●誰かが幼虫を連れてきてしまった?

→32話。カッショウガシラのコロニーの近くで、リコがボンドルドにクオンガタリの幼体を打ち込んでいました。あんな感じで、誰かが持ち込んだ個体が繁殖してしまったのかもしれません。

不屈の花園にはライザの墓?がありました。 その墓を建てた人の装備に幼虫が付いていたのかもしれません。

墓はレグが建てたと思われるけれど、時系列を考えるとクオンガタリの発生とレグは関係なさそう。他の誰か?

アビスの異変を察知した?

アビスの謎の一つ。

2000年ごとの地層から出てきたお祈り骸骨の謎ですが、僕は定期的にアビスの力場が乱れるからだと考えています。

https://life-is.club/abyss-2000/

アビスの奥の方に力場を生み出す磁石みたいな遺物があって、星の羅針盤は力場の向きを表している、と予測したのがこの記事。

 

もしそうなら、7層辺りにそれがあって何か異常な動きをしているのかもしれません。

邪推:「虫の大群が上ってくる」に感じる違和感

クオンガタリのせいで、リコたちはライザの墓の跡地を探すことはできませんでした。

ちょっとメタな話なんですが、花園を封じるための方法が“虫の大群”だったのかもしれません。

 

クオンガタリは元々6層に住む生物。

何というか、5層「なきがらの海」を超えて虫が上ってくるって、ちょっと違和感を感じませんか?

何かの伏線なのかもしれないけれど、そうでもない可能性もあると考えています。

 

筋トレを続けて気付いた、”心の弱さ”の正体と対策

「自分は心が弱くて、何も続けられない。」

「何も出来ないし、どうやっても這い上がれない。」

 

最近になって、こういう考えから抜け出すことが出来ました。

心が弱いと感じるのは“確信が無い”から

人間って現金なもので、目の前にあるものしか見ないし、人の話だけを信じることはしません。だから、何かの拍子に「可能性が無い」と思ったらすぐに諦めるし、忘れようとします。

僕が筋トレを続けられなかったのは、心が弱いからではなくて“自分も変われる”という確信が無かったからでした。(そもそも、「変わりたい」と強く願っていたわけでもなかったのかもしれません。でも、今も願っているわけではありません。)

 

自信が無いからでも、知らないからでもありません。

「どう考えても出来る」としか思うための“証拠”が無いと、人って頑張れないんです。

目的が漠然としている(確信が無い)と、広すぎる海で1人彷徨っているような気持になって、不安になっていきます。前に進むためには、「この方角に進めば人の住める島がある」と信じさせてくれる地図と磁石が必要。

そういうものが無いと、人はどこへも行けません。

 

逆に、目的があれば人はどんな事でもできます。

仮にそれが強制されていることであっても、残忍なことだって出来てしまいます。

ネガティブとポジティブの役割の違い

これは重要なことなのだけれど、同じものを見ても「どのような確信を持つか?」は人によって違います。

そのうえで、

  • ポジティブな確信を持っている人は、そのまま前に進む。
  • ネガティブな確信を持っている人は、考えながら少しづつ進む。

それだけのことなんです。

 

●Aさんは数学が得意で現代文が苦手。 ●Bさんは現代文が得意で数学が苦手。

ネガティブに考えるのは、「自分には足りないものがある」と感じたから。準備が必要だと感じたから。勉強しないとテストで点数が取れないことが分かっているから、対策しようとします。

そうじゃないなら、ゲームでもしてた方が楽しく暮らせます。

ポジティブな人は、止まらないから先に進んでいるように見える。そして、“目の前の証拠”を見て自分の方が有能だと思い込みます。でも、不安を感じてないから準備はできない。 そのくせ直前になったら緊張したり、なりふり構わず焦り始める。
ネガティブな人は、ポジティブな人が煽ってくるのを見て「自分は無能だ」と思い込む。でも、不安だから先を見て準備することができる。 常に不安だから、準備して本番をスムーズに進める能力がある。

 

「どちらがいいか?」というよりも、重要なのは「自分はそれを見てどう感じたか?」。

それに気づいたうえでどう立ち回るかが重要になります。

大抵のことは出来ないなら必要ないし、出来るようになるまで後回しにすればいいんです。

 

そもそも、ポジティブにとらえた人とネガティブにとらえた人が歩幅を合わせることなんてできませんからね。助け合うことはできても、同じになることはできません。

“心の弱さ”を克服するための方法

心の弱さを克服して前を向くために必要なのは、不安を抑えて、基礎固めに集中することです。前を走っている人は無視して、自分に足りないものを補いましょう。

RPGで言えば、ひたすらスライムを倒し続けて経験値を稼ぐようなイメージ。

 

もしRPGで“経験値”が見れなかったら、いつまで経ってもレベルは上がらず不安を感じ始めるはずです。でも、スライムであれ出来ることを続けていれば確実にレベルは上がっていきます。

 

レベルが上がって初めて、「自分は何と戦っていたのか?」に気付きます。

そうしたら、それまで倒せなかった敵も戦い方を考えることも出来るようになっていきます。

https://life-is.club/kintore-leveling-hit/

ネガティブ思考に振り回される人がすべきこと

まずは、出来る限りストレスを減らすことから始めましょう。

特に、「前を走っているように見えるポジティブな人」と「意味もなく攻撃してくる敵」に気を取られていないか考えてみてください。そうしないと、ネガティブな人は余計なストレスに耐えきれず倒れます。

一緒に居たくない人からは距離を取りましょう。

ストレスは大敵

大抵の場合、ネガティブで前に進めないのは“どうすればいいかわからない”という不安が強すぎるからです。人より多くの心配を抱えているから、その分人よりストレスを抱えないようにしないといけません。

そうしないと、不安な気持ちに抗うために焦りが生まれ、冷静に物事を整理できなくなります。これがいわゆる”視野の狭い“状態。

そこから抜け出せば、物事を整理して考えられるようになります。ネガティブに捉える人の方が多くの知識を扱えるので、先も読めるようになります。

 

僕は、人に会うのが不安だったので仕事を辞めました。友だちもいないから誰とも会わないけれど、学生時代から似たようなものなので気にせずいられます。

「ここまでしろ」とは言わないけれど、自分にとってマイナスなものを省けば余計なことを考える時間が減ります。

そうすれば、自分なりに物事を組み立てて計画を立てられるようになります。

不安の質が変わる

考えられるようになると、不安の質が変わります。

「何をすればいいかわからない」という不安が、 「どうなるかわからない不安」に変わります。

どちらが辛いかと言えば、断然前者。

「一つでも自分にできることがある」とわかると、それに集中している間は不安を感じなくなります。不安から逃れる方法が分かっただけでも、大きな収穫と言えるでしょう。

 

そうしたら、自分にできることは何なのか把握しましょう。

スライムでいいから、余裕を持ってこなせる課題を確実にこなしてくこと。 何をしているのか言葉で説明できるようになること。

そこまでくれば、かなり楽になります。

 

重要なのは、「自分が何に不安を感じているかを考えてみること」。

不安の種がどこにあるのかがわからなければ、それを取り除くことも出来ません。まずはそこから始めてみましょう。

筋トレで学んだこと

僕の場合、筋トレを続けられなかったのは「自分が変われる」という確信が無かったから。「どれだけ頑張ってもどこにも辿り着けない」という不安を感じていたからでした。

でも、一つでも成果が得られれば辿り着く先が見えるようになりました。過去の成果は消えないので、後はそれを少しづつ膨らましていくだけです。

https://life-is.club/plank-30days/

【第2週】筋トレ週記(2019年1/21~1/28)

2019/1/21~1/28の振り替えり

今週もトレーニングを続けられた。

振り返っても大きな進歩は見られないけれど、少しづつ運動量を増やしていきたい。

 

回数は、それぞれ試行錯誤の途中。

ただ、プランクをやっていた頃と比べると、体幹は鍛えられているような気がする。先に進むための気力はまだまだあるから、続けていきたい。

1/21プッシュアップ

ステップ1:40レップス×2セット

弱い刺激でも、続けていると疲れた。

弱い刺激ならなくてもいいように考えてしまうけれど、「疲れても力が入るような鍛錬」という意味では大事なものなのかもしれない。マラソンで走れなくなるのと同じ。体力はあっても気持ちが付いてこないと走れなくなる。

絶望しても、ゴールが見えてきたら回復したように見えるのと同じ。

 

ステップ2:10レップス×1セット

疲れてはいたけれど、気持ちが不完全燃焼だったので少し進む。

“押す感覚”がわかるので、これを持ち越せるようにしばらくはステップ1を進めたい。

1/21レッグレイズ

ステップ1:20レップス×2

ステップ2:10レップス×1

 

プランクをやっていた時と同じで腰が痛い。

背筋が弱いのだと思うので、しばらくは要注意。上達するには時間がかかりそう。

1/23スクワット

ステップ1:20レップス×2セット

ステップ2:15レップス×2セット

 

相変わらず膝関節はミシミシ鳴るから、慎重にゆっくり。

ステップ1をやっていて気付いたけれど、スクワットとは言え上半身(特に肩甲骨周りの筋肉)を使う。逆さにもなるから、逆立ちの練習にもなっている。

そういう意味では、全身運動になっている。闇雲にトレーニングをつまむくらいなら、「プリズナートレーニング」に努める方が良さそうに思う。

1/23プルアップ

ステップ1:20レップ×1

ぶら下がって肩の力を抜くのってやってみると難しい。

まだまだ全然慣れないし、慣れるまで続けられるほどの持久力もないからもどかしい。

1/25ハンドスタンド・プッシュアップ

ステップ1:30秒×3

まだまだ逆さの状態に慣れない。

首に力を入れすぎてしまうのは、どの程度力を入れればいいのか不安だからだと思う。

以外と力を抜いても大丈夫なものなので、加減を見ながら調整していきたい。

 

30秒くらいなら、毎日やった方が早く慣れるのかも。要実験。

1/25ブリッジ

レベル1:25レップス×2セット。

背中・腰と同じく、後ろ腿が疲れている。