2人でするババ抜きも、ちょっとルールを工夫したら意外と面白くなった。
普通のババ抜きの面白いところ
普通のババ抜きの面白いところは何かというと、対戦相手とじゃれ合いができるところじゃないでしょうか。
もちろん勝負だから勝ち負けもあるけれど、他のゲームと違って運要素が強い。だから、勝っても負けてもそれは実力ではありません。
みんなでババ抜きしてるところを想像してみると、大抵誰かと会話していることに気付きます。
- 「誰がジョーカーかなぁ?」とお互いを探り合ってみたり
- 弱みを顔に出してしまった人をいじったり
- 特に意味もなく変な顔やしぐさをしてみたり
- 1人抜けるごとに焦ってきたり
- 最後の2人がニヤニヤしながらお互いを見てたり
そういう、他の人とのじゃれ合いがババ抜きの醍醐味の大部分だと思います。
そういうコミュニケーションを楽しむためには、当然人数は多い方が良い。当然、2人だと面白さは少なくなっていきます。
そこで、2人で遊ぶのに余計なルールを削り、いろいろ試してみたらそれなりに楽しめるようになったので紹介します。
無駄なところは出来るだけ省く
これは球技でいうデュースとか、あっち向いてほい3番勝負とかに似てます。
使うのは、3組のカードとジョーカー1枚。計7枚。
ジョーカーを持つ人は、じゃんけんで決めて構いません。26枚づつ配ってやってみると色々めんどくさいので、初めから4枚vs3枚の状況を作りましょう。
まずは、ジョーカーを持たない人が相手のカードを1枚抜き取ります。
ここで、ジョーカーを持っている人は、相手がジョーカーを取るように誘導しましょう。
4枚並んだ中からどのカードを引くかは偶然に思えるけれど、人によってある程度の法則があります。右から2番目を取りやすい人もいれば、端を取りやすい人、端は絶対に取らない人、色々います。
そうやって観察しつつ、癖を探り合うのがこのゲームの目的です。
相手から抜き取ったカードがジョーカー以外なら、1ポイント選手。あと1ポイント撮った時点でジョーカーを持っていなければ勝ちになります。
“2人でババ抜き”を楽しむコツ
慣れてくるとお互い当たるようになってきて、ラリーが続くようになります。そしたらだんだんムキになってきて、気づいたら楽しくなってきます。
コツは、ラリーが続くようになるまで続けること。
続けられる人とやって、楽しさを見つけること。初めは慣れないけれど、続ければわかるようになっていきます。