★★★映画紹介『英国王のスピーチ』のあらすじと見どころ

三行で『英国王のスピーチ

●イギリス国王が、友人と共に過去のトラウマを受け入れていく話。 ●観てるとこっちのコンプレックスも楽になる。 ●演出がすごく貴族っぽい。
ライオネルの『5歳の頃の恐れなど忘れていい。もう自分の道を歩いている。』というセリフが好き。

ジョークや軽快な言い回しが多くて、楽しい気分になれます。

 

最後の“King's speech”が有名だけれど、そこまでの過程が楽しい作品でした。

https://www.youtube.com/watch?v=uS3SWKfQZh0

『絵国王のスピーチ』のあらすじ

ジョージ6世は、王になどなりたくなかった。 彼には吃音という悩みがあった。 数々のスピーチの公務に、どう対処すればいいのか?心配した妻のエリザベスは、スピーチ矯正の専門家、ライオネルの診療所に自ら足を運ぶ・・・ Amazonプライムから引用。

時代は第二次大戦前。

ヒトラースターリンの脅威で緊張状態にあったイギリスの国王となったのが、主人公のアルバート(ヨーク公。後のジョージ6世)。

彼は子供のころから吃音を持っており、大人になってからも王子としてのスピーチもこなすことができませんでした。

 

爵位を持つ医者も彼を治すことが出来ず絶望していた中、ヨーク公の吃音治療に当たることになったのが豪州出身のライオネル。

演劇を学んでいたライオネルは、独特な方法でヨーク公の吃音を治そうとします。それは、今となっては当たり前の心理療法

カウンセリングを続けるうちに、ヨーク公のさまざまな課題が見えてきます。

見どころ

ヨーク公に対するライオネルの関わり方と、ヨーク公の変化が見どころ。

派手な映画ではないけれど、印象的なシーンがたくさんあります。

 

初めの内は全く会話になっていなかった二人が、回を重ねるうちにいろんなことを話せる友人になっていきます。

イギリス国王の史実を基にしていることもあって、所作や差し込まれる音楽がすごく貴族っぽい。それもあって、平民のライオネルと王族のヨーク公の関係が強調されています。

 

個人的に好きなのは、1:18頃からの”紆余曲折あったけど~”というシーン。

お互い家族ぐるみで出会ったときに、微笑ましくてニヤニヤしてしまいました。

とてもいい雰囲気の作品です。