30日プランクは一種の瞑想?筋力より精神力の方が試されているのかもしれない。

30日プランクを達成してからもアプリの機能に則ってタイムアタックをしているのですが、改めて思ったことがあります。それは、30日プランクは筋力だけでなく精神力のトレーニングでもあること。

https://life-is.club/plank-30days/

前の記事でコツとして書いたように、プランクの途中で余計なことを考えないことは重要です。

ただ、30日プランクの最終日は300秒。つまり5分だけれど、5分間ただジッとしてるのはそれだけで精神力を使います。

筋力に余裕が生まれるほど(耐えられる時間が長くなるほど)、無心を保たなければならない時間は長くなっていきます。筋肉だけでなくて、何もしない精神力も鍛えられているのです。

精神力は鍛えられます。

精神力を鍛える瞑想

プランクで辛くなってくると、自分の身体が今どういう状態なのかということに敏感になります。お腹のどこの辺りが痛むか、汗をかいてきた場所の濡れた感覚、気温など、いろんな事を自覚するようになります。

その状態を意図的に作り出すのが瞑想。

瞑想と言えば胡坐組んででジッとしているイメージが一般的ですが、本質は今自分が考えていることを俯瞰するトレーニングです。

https://www.youtube.com/watch?v=qzR62JJCMBQ&vl=ja

「何も考えない」のではなくて、「自分が今何を意識しているのかを改めて考えてみる」こと。

そうして、今ここにいる自分の存在を意識すること。

 

とても曖昧な概念なのでやってみないとイメージしづらいのですが、それだけに集中することで精神力が鍛えられ、周りからの刺激に対して強くなることができます。

徹底的に内省して見ましょう。

30日プランクと瞑想は同時進行した方がいい

少し想像してみてください。

それまで息も絶え絶えだったマラソン選手はゴール直前になると元気を取り戻します。このことから発見されたのが、人間の脳は筋力にリミットを設けているということ。

筋肉はもっと力を発揮できるはずなのに、あるリミットに達したら脳が疲れたと感じ、本当に動きづらくなってしまう。

これ以上は無駄と感じてしまうようにできています。

その余力は、ゴールが見えた途端(=無駄にはならないとわかったとき)解放されます。

 

筋トレするうえで重要なのは、その限界を少しづつ超えていくこと。リミットを超えれば超えるほど、そこから復活した筋肉は強くなっていきます。

リミットを超えるために必要なのが、瞑想することで鍛えれる精神力。ジッと10分耐えることができるなら、5分ジッとしていることは簡単になっているはずです。

あとは、そこに筋力が追い付くようになるまで耐えるだけ。

 

シンプルで強引だけれど、これを受け入れることが筋トレで大事なことだと思います。

瞑想の手順

「とはいえ、瞑想ってどうすればいいの?」となると思うので、ここで紹介していきます。

とはいえ、大事なことはひとつだけ。

瞑想は、自分が考えていることを俯瞰するトレーニンであるということ。

積極的に何かを考えるのではなくて、いろんな考えが浮かぶアイドリング状態を保つ練習です。

それさえ押さえていれば大丈夫。

 

●体で感じられる小さな刺激に意識を向けます。(一般的なのは呼吸で得られる刺激) ●そのままジッと、集中力を保ちます。 ●頭の中にいろんなイメージが浮かんでくるので、それに対して判断せず、「ああ、こう考えているんだ。」と受け止めます。

ガイドしてくれる動画があったので紹介します。

 

リラックスできる場所で座って目を閉じ、ゆっくり呼吸をしていきます。あとは、音声の案内に従うだけ。

無音の時に焦りを感じたら、呼吸(今の感覚)に意識を戻します。

焦りで意識が逸れる→意識を戻す。

この繰り返しによって、精神力が鍛えられていきます。

https://www.youtube.com/watch?v=nRVlRFsa8Ew