七並べで勝つための3つのコツ。勝ち方は決まっていて、無理に止めようとすると負けます。
7並べで勝つための条件
七並べの勝利条件は、「配られた手札を先に出し切ること」です。
でも不思議なことに、「早く出し切ろう」と生真面目にカードを出すと狙って勝つことはできなくなります。それは、配られたカードによる運ゲーです。
手札は運で左右されるけれど、狙って勝つためには「出し切る」より先に抑えるべきコツがあります。
そのコツさえわかれば、配られた13枚の内6枚だけを出して勝ちを確定させることができます。
11連勝することだって出来ます。
ただ、あまり勝ちすぎると友達がいなくなるので注意しましょう。
七並べには勝つ工夫より負けない工夫
七並べで勝つために本当に必要なのは、絶対に負けない状況をつくることです。
当たり前のように思うかもしれないけれど、ゲームにはルールがあります。そのなかで勝てないのなら、それは負けるということ。逆に、負けない戦い方を徹底できれば必ず勝つことができます。
ここで言う“負けない状況”というのは、自分が持つ全ての手札を、自由に出せる状況。
その状況を作るために、パスを混ぜながら出す札を考える必要があります。
意識するルール:自分が出すカードで助かる人を減らせば勝てる
七並べをしていると、「助かった・・・」って気持ちになることはありませんか?
誰かがカードを出したおかげで、自分の出せるカードが増えたときですね。
あれってギリギリの綱渡り状態で、そう感じている間は安定して勝てません。むしろ、相手に連続して「助かった」と思わせる必要があります。
そのためには、自分がカードを出すことで助かる人を減らさなければなりません。
コツ:8つの列を占領すること
七並べで出すことができるカードは、4×2の最大8通り。 例)♦♣♥♠の6と8
8通りという数は、AかKが出ない限り減ることはありません。その8通りを、出来る限り早く占領した人が勝ちます。
重要なのは、「自分の持っている札まで相手に出させるが、それ以上は出さないこと。」
”自分の手札で止められるカードを止める“のではなくて、 ”相手の体力を奪って行き止まりまで追い詰める“ような感覚です。
そのための方法は次の3つ。
-
自分が連続して出せるカードを出すこと
-
AかKを優先的に出すこと
-
パスすること
これによって、対戦相手の出せるカードは徐々に減っていきます。なぜなら、こちらが相手の選択肢を作っていないから。
そのために、3つを徹底すること。
-
連続したカードを出すこと 例)♣6~3があるなら、出すのは♣4まで
-
自分の持っているAかKを出せるよう誘導 例)手札に♦Aがあるなら、♦6~2は優先して出す
-
1.2が完了するまでパスしながら耐えること
七並べにおいてAやKは利用価値が低いと思われがちですが、実はかなり強力。状況を整えることができれば、“パス回数を増やす”のと同じ効果を生み出します。
最悪なのは2~4、Q~Jをたくさん持っている場合。
止めることができても旨味(止められる枚数≒コントロールできるプレイヤーの数)は少ないし、開始早々は出すことも出来ません。
中途半端なカードなので、パスが出来なくなったときは端から処分していきましょう。その列は捨てることになりますが、仕方ありません。
2、Qの使い方(発展編)
上に書いた通り、2やQは使い道に困ることになります。ただし、状況が変われば使い道も生まれます。
2やQに利用価値が生まれるのは、パス回数を超えて脱落した他のプレイヤーがAやKを持っていた場合です。
例えば既に♥Aが場に出ているとき、♥2があって初めて出せるカードはありません。
あなたが♥2を持っているなら、それはパスと同じ効果を得られるようになります。
勝負の後半になると、脱落したプレイヤーも増えます。脱落したプレイヤ―から解放されたカードによって残りのプレイヤーの余力は回復するので、注意して見ておきましょう。
勝つためなら手段を択ばないこと
この戦法を使っていると、「パスするのはズルい」と訴えてくる人もいます。
でも、容赦なくパスしましょう。じゃないと勝てません。ルール違反しているわけじゃないんだから、言われる義理はありません。
ただし、七並べで勝つためのコツは「相手の嫌がることをすること」。
友だちが減っても文句は言えません。
僕の親戚は毎年正月に集まったときにトランプで遊ぶのですが、僕がこの戦法を使い始めて3年くらいでババ抜きをする率が一気に増えました。
七並べは露骨に避けられます。
それはそれで面白くないので、注意してほどほどに勝ちましょう。
練習するなら、文句を言わないCPUですること。
実践は、勝ち方を覚えてから。