筋トレはクソゲー。なぜなら、「レベルを上げて物理で殴れ」が真理だから。

ドラクエやFFなど、RPGの基本は「レベルを上げて物理で殴ること」です。

 

倒せない敵がいたとしても、レベルを上げれば倒せるようになります。

だから、物語の序盤はボスまでたどり着けないことも度々。そんな時は、スライムなどの敵を倒してわずかな経験値を貯めることになります。

 

でも、これは面白いゲームというより作業。

派手な魔法攻撃は無く、敵の能力を下げる特技もない。

頭を使って困難な敵を倒す楽しみは欠片のない、ボタンを連打する地道な作業です。

 

筋トレは、それと同じです。

ひたすらトレーニングを続ける意味

前にも書いたけれど、体を鍛えるためにトレーニングをするのは、穴を掘って埋めるのと同じ、本来意味のないことです。

なぜなら、本当は生きる過程で勝手に筋肉が発達しているはずだから。

つまらないとかそういう話ではなくて、逃げて食べるために必要だから力を養っていました。だから、わざわざ体を鍛えるのが面倒に感じる。

 

獲物を追い詰めて採ることにはゲーム性があるけれど、バーベルを上下させるために知能は必要ありません。ボタン連打と同じです。

 

そんなことを続けていたなら、自分が何のために筋トレしているのかわからなくなっていきます。そのまま放置いしていれば、その内トレーニングに飽きて忘れ去ってしまうことでしょう。

獲物を用意するか、作業のつまらなさを認めるか。

レーニングに飽きてしまわないためには、どちらか選ぶ必要があります。

「夏になる前に体を絞りたい」とか思える人なら、前者で良いと思います。

ちょうどジムが会員を集める時期なので、初回無料などのサービスがあるかもしれません。そういうところで一気にトレーニングを続ければ、それなりの身体は出来上がります。

獲物を追いかける勢いで、トレーニングを続けましょう。

 

そうでないなら後者。つまらない作業であることを認めてしまいましょう。

筋トレはつまらない作業だから、あくまで事務的に管理して“続けること”だけを考える。面倒な誘惑はあるけれど、それを振り切るためにあらかじめ用意をしておく。

出来るだけ邪魔なものを排除しておいて、後はトレーニングするだけにしておくこと。(これもある意味、“そういうゲーム”と捉えられるのかもしれません。)

 

そうすれば、トレーニングを続けられるようになります。

「常に格上と戦えばいい」とは限らない

これは、RPGのレベル上げと筋トレの違いです。

RPGなら格上の敵と戦って傷を受けても寝るか、アイテムで回復できます。生き返ることだってできます。

でも、筋トレにはそんなものありません。

 

体を壊せばそれで終わり。すぐに回復させることはできないし、一生残る可能性もあります。

だから、余裕が生まれるまでは格下と何度も戦うことも必要になります。

時間はかかるし忍耐力も必要になります。でも、そうした方が良いこともあります。

 

格上と戦うのなら、ある程度の枠の中で行うこと。

30秒プランクなんかはそんな感じです。

https://life-is.club/plank-30days/

筋トレが続かない人は、囚人筋トレよりこっちを先にして自信をつけた方が良い。